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思いついたこと・感じたこと・気になったこと・どうでもいいこと。
 

 

 
とゆーことで、結局。昨日あれから後に読了してしまいました。
久しぶりに一気に本読んだので、首が痛いです(笑)
本を読むスピードというのは人それぞれで、早いから偉いわけでも遅いからあかんわけでもないと思うのですが、早けりゃ早いだけ、短時間でたくさん読めるのかと思うと羨ましくもある。
そんなん出来たら、好きシリーズ作品をドンと横に積んで、私はひたすら読みふけりますよ。ひゃっほー。
あー、なんか楽魔女を一気読みしてぇー。
お師匠さまー。へっぽこー。ごくちゃーーーん(叫)
ってゆーか、殿下ー。
あ、少佐にも久々に会いたい(笑)
人気なくはないはずなんだけど、手放しで「好きだ」と叫んでる人、見たことないんよね……。私にしてみれば、もうツボ満載なんやけど。みんな大好き、嫌いなキャラいないぐらい。

とまあ、そんなことは置いておきまして。

あああ、読みました読みましたですよ!!
そちら様の叫びを見ていて、「すっごい楽しそう~」って思って、ずっとずっと気になっていた作家さんなんですよー。(>▽<)
(それ以前にどこかで、「押入れのちよ」っていう本が面白いっていうのを目にしていたので、それが荻原浩さんなのかーと、思っていたのです)
ってゆーか、これで相手間違ってたら私恥じかも。。。


なんかそんなウザイ前置きしておいて、さらにウザイ感想ドン。

 

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昨日も書いたけど、「お子様とおじさん」コンビって結構好きなのです。
女の子だとヘタすりゃロリコンというか変質者めいてきて危ないですが(笑)、こしゃまくれたガキんちょに振りまわされるおじさん、みたいな話、好きなんです。(だから、「ステップ・ファザー・ステップ(宮部みゆき)」大好きー。プロの泥棒さんやしー)

そういう話かと思ってたら、ところがどっこい。
まず主人公からして、ヘタレです。自殺しようと思いながらも、死ななくてもいい言い訳を、誰に対するわけでもなく考えている。ひたすらに自問自答。(その様子が傍から見てるとかなり楽しい)
誰かに止めて欲しいんだろうけど、だからといって実際に言われたら、「ほっとけよ」とか強がって言っちゃって、それで相手が引き下がってしまったら、「なんだ、根性ねえな。止めるんなら、もっとちゃんと止めろよ」とか怒ってそうな、そういう人(笑)(嫌やったら死ぬなや──と言いたくなるような)
ああ、そうだ。
マダオだ。まさにダメな男、略して「マダオ」だよ(笑)
そんなマダオな伊達秀吉さんが、色々迷った結果、痛いのはイヤだからということで排ガス自殺にしようと思って、嫌々ながら準備してたら、いつの間にか車の中にお子様が一人。
なんだかすごい御宅の坊ちゃまだということがわかると、秀吉さんは考えたわけです。
誘拐だ──と。
誘拐を、「自殺をしない」ことの言い訳にしちゃってる辺りが、マダオたる所以。
ムショに入っていた時にシゲさんから聞いた「完全誘拐マニュアル」的なことを思い出しつつ、秀吉さんは子供が所持していた携帯を使って自宅に電話。強迫開始、なかなかいい感じ。
だって肝心の子供は、家出をしてきたと言っているから。帰りたくないわけですから、こりゃまた好都合。
疑うことを知らない、かなり能天気なお子様、ジョー・ポッポ(ゲームの戦士の名前)こと篠宮伝助くんは、秀吉さんが誘拐犯だとは思いもせず、家出を手伝ってくれているいいおじさんだと信じきっています。
なんとも素敵な、カモネギ誘拐です。
ただひとつ違っていたこと。
それは、彼のお宅の事情。

伝助くんのお父さんは、ヤクザの組長だったのです。




そんな感じで物語はスタート。
「あーあーあーあー、もう……」と、しょっぱなから苦笑いというか、秀吉さんが心配というか(笑)
でも。そんな八岐組の皆さん、ヤクザなんだけど、読んでるうちになんか憎めなくなってきて。
それは多分、ヤーさん達の様子が外野からじゃなく内側から見えてるからだと思うのですが、坊ちゃんの命を救うために皆一致団結なわけですよ。その一生懸命ぶりが(やってることは恐いんだけど、心意気としては)あったかい。
(あの中では、三森が好きかもー)
ってゆーかね、もう。ファミレスのシーンは読んでて爆笑でしたよ。
恐っ! 別の意味で恐ーーっ!!(笑)
ヤ、ヤクザの昼食会……(笑)
恐いけど、絵的には面白い。ちょっと見てみたいぐらいに。
元刑事さん(でもアル中)もいるんですが、その人が「誘拐事件の時は、こうこう、こうだ」みたいな感じでさ。ヤクザさん達はまるで刑事のように逆探とかやり始めます。NTTの社員を脅迫して。
相手がヤのつく人だとは思いもせずに誘拐犯をやっている、なんかどっか気楽に構えすぎてる感じの秀吉さんと、相手がそんなマダオだとも知らずに「タマ取ったるで」とばかりに意気込んでいるヤクザさん達のギャップが、とめどなく楽しいです。
だからね、別に香港側はいらんかったかなーと、私は思う。
特に後半の、○○に似てるネタは、ありがちだなーというか。たしかにそこから一緒に逃げ出したりするくだりは、二人の「キズナ」という意味ではいいと思うのですが、だったら単に捕まるだけでもいいかなーと。
や、まあ、別にいいんですけどー。

うん、あのね。秀吉さんの成長っぷりがいいです。
最初の方の、あの自堕落ぶりというか、マダオっぷりが強調されていただけに、段々としっかりしていくのがええ感じやと思う。
うー、なんてゆーかね、やっぱり人間って一人じゃダメなんだろな~って思ったというか。
「誰か」がいるからこそ、「頑張ろう」とか「やったろやんけ」とか、「なんとかせな」というか。そういう思考が生まれてくるのかなーと。強い気持ち。真剣。本気と書いてマジ。
桜の枝っぷりを見て、オーケーオーケーと、そんな気持ちほんとはないくせに半ば無理やり自分に納得させようとしつつもそれは、自分で自分に対する見せかけ。「死を決意した男って、ちょっと潔くてかっこいいぞ」みたいな演出気取ってるだけで、ほんまのほんまはイヤでしゃーない、みたいな(言っててわけわからんけど、上手く説明できん語彙のない私)
そういうちょっと情けない、自分が不幸であることに酔ってるような、そんな秀吉さんが、伝助のために、伝助のことを思いやって行動するようになっていくのが、読んでてちょっと嬉しい感じ。
憎めないんだよ、この伝助くん。バカで(笑)
「なぁによ?」という口調が、オツム足りてないっぽくて(←ひでえ)、さらに可愛さ倍増です。

斉藤工務店の親方が、ええ親父すぎて素敵だーとか。
ってか、テッちゃんの父ちゃん、刑事かよっ! って、その繋がり具合に吹き出して笑ってみたり。
誘拐事件を「頑張ってる」っていう言い方はちょっとおかしいんですが、前半はともかくとして、後半戦は秀吉さんのがむしゃらな感じが、読んでて「頑張れー」って応援したくなるような気持ちになりました。

うん。シゲさんが素敵だ(笑)
もっと彼にまつわる色んなエピソードを知りたいー! と真剣に思った私は、やっぱりアホかもしれません。


言葉の使い方とか、文章のリズムがいいのか。
とても気持ちよく読めたので、他も色々読んでみたい。
今度図書館行ったら、ずずいっと借りよーう。
荻原規子さんの近くにたぶんあったんだろうから、名前だけはすっごい見覚えあるんよねぇ。

 

 

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彩瀬あいり

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