FC2ブログ

 

思いついたこと・感じたこと・気になったこと・どうでもいいこと。
 

 

 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

 

 

 

 
お休み中はここぞとばかりに色々読みふけったので、その中から適当に感想をつづってみたいと思います。
ということで、まずこれから。

オムニバスの短編集かと思ってたら、ひとつの作品だったことに驚きました。
叶わない夢ってことで、どれもこれもBADEND的に終わっていくので、身も蓋もねえよとか思いつつ読んでましたが、最終的に、その世界における問題を解決し、これから頑張っていきましょうという前向きな結末を迎えることは迎えるのですが、それまでの犠牲の数々を思うと、なんだろう素直に「めでたしめでたし」には思えないなにこの苦痛。
二話目にしてアーディンが好きだった私としては、彼のその後の心境を思うとやるせないったらないんですけど。似た立場にあるダカールも嫌いじゃないんですが、いかんせん相手役の子が私好みではなく、あのカップリングには萌えないんだ。だからこそ、もどかしいったらないんです。なんでだよう。アーディン自身が死んじゃって結ばれませんでした、なら、まだ萌え要素もあるんですが、そうじゃないからなー。生きてるからなー。すぐ傍でずっと生きていくとか切なすぎんだろ。それもまた愛なんでしょうが。アライスの存在が憎いぜ。アーディンは大人だなぁ。

田崎さんのお名前はよく聞くので、この機会に他の作品も読んでみたいと思いました。
やっぱファンタジー小説は良いものです。
 
スポンサーサイト

 

 

 

 
遥か昔、たぶんこれが発売されていた頃に気になりつつも読まずに終わったラノベです。
タイトルの惑星という単語からして、SF要素の入ったファンタジーだと思っていたのですが、一巻読んだところむしろ普通に中世ファンタジーが強めで拍子抜け。
一巻で来訪者<ビジター>と称される、いわゆる別の世界からやってきたヒロインと出会い、ああ異世界の女の子とラブなのか、と思いきや、小さい頃に出会い交流した男の子――だと思っていたけど実は女の子だったヒロインとの三角関係でした。
別に嫌いな雰囲気じゃないなーと読み進めていくうちにハマるハマる。母親の身分のせいで冷遇されて爪弾きにされていた、王位とは無縁の第四王子が、祭事の最中に国王と第一王子が新たにやってきた来訪者達に暗殺されたことで勃発する王位継承権争いに巻き込まれていきます。
なにこれ、建国モノかよ
テンションがあがる。
主人公のフェリオに味方してくれる登場人物も続々と登場。カッコイイおっさんも多数(←ここかなり重要)
王妃達には毛嫌いされ、兄には弟扱いされず、貴族連中にも無視られ、国民にとっても「フェリオ? 誰それ」状態だった王子が、内乱の最中、才覚を発揮し人を惹きつけていくという胸熱展開です。アルスラーンみたいなもんです。
なにこれ、大 好 物 です(鼻血)

登場人物の数はわりと多いと思うのですが、どの人も個性的で見劣りしないので読んでいて「この人誰だっけ」みたいなことがありません。これってとてもすごいことだと思います。
王位争いは最初の四冊ぐらいで決着がついて、以後は基本的にビジター絡みで、彼らの居た世界とこちらの世界との結びつきや謎といった物が他の諸国との小競り合いを交えつつ展開していきます。ビジターの居た世界っていうのが、科学文明の発展した近未来的な世界なんですが、別に宇宙船が出てくるわけでもないので(出てこないわけじゃないけど)、惑星という言葉からイメージしたSF要素は薄いかもしれませんな。
序盤の、国を安定させるまではアルスラーン戦記って感じですが、以後は各キャラクターにそれぞれ見せ場とか物語とかが与えられて描かれていくので、全体的にはむしろデルフィニア戦記っぽいのかもしれません。ベルナルフォンとクラウスの関係は、バルロとナシアスっぽいと思うんだよね。

恋愛模様ですが、フェリオが助けたビジターの少女がリセリナで、幼馴染がウルク。ウルクは腕力のない守ってあげたい系なんだけど、頭が良くて弁の立つ知性派のしっかりした女の子で、対するリセリナはフェリオと一緒に戦う戦闘系ヒロイン。でも異なる世界からやってきた異分子で、自分は幼馴染二人を邪魔してるんじゃないかと遠慮しまくる、精神的には弱いタイプ。読んでいく中で私はリセリナ派になっていったので、中盤辺り、完全にウルクルート入った感じのフェリオの言動に、「いや待てよおまえ、それは愛情ではなくきっと同情だよ、履き違えんなよっ」とか思ってムズムズしまくってました。
基本的に幼馴染属性である私がですよ。小さい頃に会った後はずっと文通状態で、文字だけなので男だと思ってたけど実は女の子で美少女でした、とかいうお約束展開が嫌いなはずがないんですよ。なのに何故かウルクのことは好きになれんわけです。もうイラっとします。だからといってリセリナの方が好感持てるのかといえば、別にそういうわけじゃなく(笑)、なんというか「どっちかとくっつくんならウルクじゃなくてリセリナの方が嬉しいんですけど」という消去法でしかないという。
モヤモヤしていた私の胸中をズバっと的確に表してくれたのは、そのウルクの姉でした。
この人もなかなかぶっとんだ人で、はっきりしないフェリオを皆の前で焚き付け、外堀を完全に埋めて逃げ場がないようにして、告白して嫁にする以外の方法がない状況に追い込んでくれたので、「余計なことすんなや姉ちゃん」と印象悪かったんですが、妹に「あんたみたいに顔良し、家柄よし、身分よし、人望ありまくりーの恵まれてる立場の人間が、ライバル同士恨みっこなしでお互い頑張りましょう☆ とかリセリナに言ったところで上から目線だし、相手にとっては残酷なだけよ」と一刀両断してくれて、ちょっと見直しました。胸がすくとはこのことか(笑) そしてそのおかげでわかりました。要するに私は、ウルクの「いい子ぶりっこ」なところが鼻につくんだと思いました。悪気がなく天然だからタチが悪い。お嬢様思考がムカつくんだわ、うん。
そんな感じで「どっちやねん、大逆転はあるんかい、やっぱり同情と愛情は別だと気付くんかい」とヤキモキさせた三角関係の結末には驚愕させていただきました。そうきたか、と。や、はっきりとどちらかとくっつかずに終わる場合もありますさ。でもそういった「俺の翼だEND」は逆に読み手の反感を買うと思うわけですよ。例え片方のファンからなじられようと決着はつけて然るべきだと思うんですよ。
そう思って「どっちやねん」と悩んでいたけど、反則技というか、いや、間違ってないんだよ。間違ってないんだけど、「二者択一」で片方が勝利するだろうという思い込みが私の思考を邪魔していたんです。禁じ手だけど、やったもん勝ちだねこれ。
でも、今どきのハーレム系ラノベでは絶対に使えないENDっすね。平凡な高校生が主人公じゃ、この手は使えない。
なんにせよ、結果だけ示されているので、そこに至る過程が知りたかったなーと思います。あんだけどっちつかずだったのに、どういう思考でそういう割り切り方をしたのか、私、気になります。だってウルクへの気持ちは結構示されてるけど、リセリナをどこまでどう思ってるのか、よくわからんまんまだし。
でもエピローグで一番ビックリしたのは、イリスだよ。なにあのデレっぷり。もはや別人やんけ(笑)
多分あれが由緒正しい「ツンデレ」ってやつなんでしょうね。くっついた後がデレまくりっていう。それまでのツンっぷりがひどかったので、なんか逆に気持ち悪かったです(ひでえ)

ところで私の好きなキャラベスト3ですが、
1位 パンプキン
2位 ライナスティ
3位 ベルナルフォンorハーミット

うん。わかりやすいですね、私の趣味(笑)
ええやん、パンプキン。最高。


あと、どうでもいいんだけど、ベルナルフォンの脳内CVが何故か平田広明さんでした。自分でも理由がよくわかりません。あと、イリスの声が赤チャイカでした。これは髪型のせいです(笑)
 

 

 

 

 

「満願」 米澤穂信

評価がすごく高かったので読んでみたのですが、ミステリーっていうよりはサスペンス?
じめ~っとした湿度の高い空気の漂う作品群で(←褒めてます。退廃的な世界好きですし)、「なんか世にも奇妙な物語っぽいなー」と思いながら読みました。
最近、漫画とか読む方が多かったので、こういう人間臭い話を久しぶりに読んで、特に「万灯」の、そうそう上手くいくわけないよなぁっていう、だからといって2時間ドラマみたいな「悪人が裁かれます」的展開ではなく、ちょっとしたことが重なってBADENDになっちゃいましたーみたいなところが生々しくて良かった。どこで分岐間違えた、みたいな(←ゲーム脳)
と思ってたら、その次の「関守」がツボった。これが一番世にも奇妙な物語っぽかった。ミステリよりはホラーだね、これは。
車の事故がやたら起きるという場所を記事にする為に訪れたルポライターの話なんですが、最初この人も霊的なモノに憑りつかれて死ぬのかと思ってたんだ。そうじゃなかった。色々とわかるうちに、「あ、もしや二杯目の(略」って思った時には真相が明らかになってて、終了、みたいな。恐ぇぇぇぇ。
タイトルにもなっている「満願」は、私には今ひとつ来なかったな。一番しっくりこなかった話でした。好みの問題です。

絶賛されるほどの作品なのかと問われれば、私はミステリ狂ではないので判断はつきかねますが、鬱系の話が好きな人はわりと楽しめるのではないかと思いました。


「青春離婚」 紅玉いづき

とても面白かったです。
というか、とても好きです。
世の中、どちらかというとベタ甘なラブストーリーの方が好まれがちだと思いますが(せっかくフィクションなんだから、どうせならイチャイチャしろYOっていうことなのだろうと勝手に思ってる)、私は淡々とした地味な感じが好きで、少女漫画は恋愛薄めの方が好きな作品が多いわけです。
そんな私の趣味嗜好に合致した作品でした。
いいよいいよ、ニヨニヨするよ、可愛いよこの夫婦。
Twitterやらない私には、二番目の話はよくわからんかったですが、最近スマホにしたばかりの私には、まあある意味「旬」な作品だったと思います。
なにかに似てるなーと思ったら、あれだわ、昔の乙一に似てるんだわ。角川スニーカー辺りの雰囲気に似てる気がする。
だからきっとツボだったんだな私。
あとから漫画版も読みましたが、私は小説の方が好きだなぁ。先に読んだせいかもしれませんが。


「ヒロイン失格」 幸田もも子
主人公が面白かった。バカだし妄想癖激しいし思考回路ぶっ飛んでるしウザイんだけど、なんだろう、なんか憎めないのは顔芸が面白いからでしょうか(笑)
読んでいて非常に楽しかったです。
 

 

 

 

 
ユリ熊嵐のおかげでピンドラが見たくなってしまいました。
そして、小説版の下巻を読んでいないことを思い出しました。
なんでかっていうと、下巻だけ値下がりしなかったから(笑)
定価高いやんけ。
久しぶりに見たらやっぱりまだ高いんですが、頭の中でROCK ON JAPANが鳴り響いて「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」から晶ちゃんのボッシュートの流れまでが脳内再生されているので、「もういいや」と思ってポチってしまいました。その結果知ったんですが、ちゃんとスマホに「発送しました」通知が来るんですね。あら便利。

小説版はキャラクターの内面が描かれているので、アニメではよくわからなかった心情が補完出来ていい感じです。
冠ちゃんがどんだけ陽毬にメロメロ(死語)なのか、とか、陽毬がどれだけ物分りのいい妹を演じているのか、とか。
晶ちゃんの苹果ちゃんへの気持ちは、どこまでどうなのか今一つはっきり見えませんでしたが、その辺りもよくわかります。案外ちゃんと気にしてたんですね晶馬さん。
何話だったか忘れましたが、陽毬の退院祝いで高倉家に苹果ちゃんも呼ばれて、陽毬が兄二人にセーターをプレゼントし、苹果ちゃんが「晶馬くんに似合う毛糸の色を選ぶの手伝ったんだゾ☆」とアピールするも晶ちゃんは華麗にスルーする、そんな場面。見てて苹果ちゃん不憫ナリとか思ってたけど、あれわざとだったんですね晶馬さん。
その後、後片付けで台所に立つ二人を複雑な気持ちで陽毬が見つめるシーン。なにこの新婚夫婦もうおまえら結婚しろよとか思ってましたが、そんな二人の会話も可愛くてニヨニヨしました。
段々と三人のバランスが崩れていく中、苹果ちゃんの存在が晶ちゃんにとってどれだけ救いになっていたのか、無意識のうちに支えになってたんだなーとわかります。苹果ちゃんマジ晶ちゃんの嫁。当初のサイコっぷりが嘘のようですね、本当。

冠葉→陽毬→晶馬って感じで「愛」は一方通行でしたが、「愛ってなんぞや」状態だった晶ちゃんが、最終的に「愛」を自覚して、「ああ、良かったねぇ」って思うんだけど、だからこそやっぱりあのラストは切ないよねぇ。登場人物にとってはハッピーエンドではあるんだけど、見ているこちらの心情は全然ハッピーじゃないっていう。
「兄弟も生存してめでたしめでたし」じゃ、あの作品は成立しないのはわかってるんだけどぉぉぉ。
 

 

 

 

 
真綾ちゃんがニュータイプで連載しているエッセイですが、なかなか立ち読み出来る機会がないので、いつか本にならないかなーとひそかに思っていたものでした。
出来ればカラーにして挿絵も収録して出して欲しいと思っていたものでした。
なんでかっていうと、絵を描いているのが劇団イヌカレーだからです。
連載開始したのって多分、30minutes night flightの頃だったと記憶しております。ユニバース繋がりでイヌカレーなのかーって思ったので。そこ発祥のコラボなのかと思ってたら、真綾ちゃん本人が挿絵の希望として名前を上げたと、先日知りました。そうか、外部が決めたわけじゃなく、本人希望だったんか。

まあ、そんなわけで、両方のファンとしてはこれ以上ないぐらいに豪華なエッセイなわけで、是非まとめて欲しいと思っていたら、ついに単行本化が決定し、そのうえ、予約特典として直筆サインが入り、さらに送料無料という、「角川太っ腹すぎじゃね?」っていう感じの本が、発売日から遅れること二日ほどで到着いたしました。
「アイディ」も「From everywhere」も、自伝要素が強いので、ファン以外にはあまり興味のないエッセイだったと思いますが、これに関してはわりと万人受けするんじゃないかなーと思います。
一本一本が短いですし、短い分、内容が凝縮されているし、いつも以上に言葉も洗練させております。文章のリズムもいいし、テンポも良い。続けて読む必要がないので、区切りよく手も止められるし、あっさり気軽に読める内容になっていると思うのです。
個人的に、装丁はイヌカレーのイラストの方が嬉しかったのですが、そうすると「坂本真綾」要素が表紙から見当たらなくなるから意味ないのでしょうか。単なる「読み物」として完成していると思うので、別に表紙に本人写真いらないじゃんって私なぞは思ってしまうのですが。いや、単に私がイヌカレーの絵が表紙になっている本があったら萌えるのになーとか思っているわけではなく(笑)
さすがにフルカラーは無理でしたが、何本かは縮小されてカラーで収録されているので、イヌカレーの色んなテイストの絵が楽しめていい感じなので、それ目的で買うのも有りだと思います。

イヌカレーの話ばっかしてますけど、ちゃんと中身もいいんですよ、ええ。やっぱ真綾ちゃんの言葉のセンス好きだなーと思います。
坂本真綾という人は、良くも悪くも正直な人だと思うんです。なので、いわゆるアイドル性――偶像を求める人には好かれないんだと思います。イメージを大事にして、それを大衆に対してきちんと演じて、素の部分を感じさせないようにコントロールする方もいるでしょうし、それはそれで需要と供給が成り立つ「暗黙の了解」ってやつでしょうけど、坂本真綾って人は、自分も所詮ただの「人間」であるということを見せて、同じ目線で生きている横並びの人なんだよね。雲の上に居るんじゃなくて、同じ地面に立って生きてる人。当たり前なんだけど、その当たり前のことを隠さずに見せている、そんな人。たまにビックリするぐらい素っ気なくて驚くけど、そのうち「ああ、真綾ちゃんってそういうタイプの人だよねー」ってわかって、気にならなくなる(笑) あれだよ、そこら辺にいる人に対する感覚と同じ。
だって人間だもの。
 

 

 

*Template By-MoMo.ka* Copyright © 2018 ごちゃまぜすぺーす, all rights reserved.

彩瀬あいり

04  12  04  03  01  12  06  05  04  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01 

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。